6年半のニューヨーク生活の後、東京で音楽活動経て、ロンドンにて4年住みました。 2児の母


by nanaken4
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これだったのか…魔の

これだったのか…魔の_c0062495_6343636.jpg


ごろーん、ごろん。
1ポンド。
安っ。
アメリカのウォルマート系列のこのスーパー、他より力入れてハロウィン売り出しやってますわ。

旦那さん曰く、
イギリスはアメリカに比べてハロウィンそんなやらないし、
サンクスギビングも無いから、
ハロウィン、サンクスギビング、クリスマス、というこの年末に向けての怒涛のイベントの始まりが感じられず、
つまらん、と。

確かにアメリカのハロウィン、
すごかったなー。パレードも楽しかったし、
サンクスギビングやクリスマスもファミリーにとっては更にビッグイベントで、
学生だった私でも、
冬の寒さ、暗さで落ち込むのを、吹き飛ばすような楽しさというか
パワーがあった。

でもアメリカはショッピング大好き、が基本だから店やショッピングセンターの
盛り上げにやられてた部分も多いにある。
イギリスの人は素朴で物をあまり買わないらしいので、
そういうイベントもアメリカみたいに必死になって派手にはしないのかなー。


さて、娘。
始まったみたいです。
いや、もう始まっていてもう落ちついてきてたか?とも思ってたけど、
違った。
これがホントの、


魔の2歳児、
というやつか。


正確に、水曜日の夕方からスタートしました。
ほんっと、すんごいかんしゃく泣き地獄。
きっかけはズボンが自分で脱げない、とか、
あのお菓子が食べたい、けどママがミカン食べようと言う、とか、
ヤクルトが飲みたい、けど無い、とか。
かなーり些細。

もう一旦泣いたら何してもだめ。
立ったまま抱っこを1時間弱、強要。
その間えんえんとかんしゃく泣き。
話しかけると、エスカレート。
私がキレると更に悪化。
週末はパパがいたから少しマシだったが、
ご飯も食べが悪く、
歯磨きも拒否。
今日はついに大好きなお風呂まで拒否してきた。
ふう、明日からが思いやられるー。
今週はナーサリーがお休みだし。泣

そんな時、ネットですごいものを見つけた。
それは詩。
子供を亡くした母親の詩だそうだ。

泣けて、明日も頑張ろうと思えたので、
少し抜粋します。


「最後だとわかっていたなら」
作・ノーマ コーネット マレック / 訳・佐川 睦

あなたが眠りにつくのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしは もっとちゃんとカバーをかけて
神様にその魂を守ってくださるように祈っただろう

あなたがドアを出て行くのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしは あなたを抱きしめて キスをして
そしてまたもう一度呼び寄せて 抱きしめただろう

あなたが喜びに満ちた声をあげるのを聞くのが
最後だとわかっていたら
わたしは その一部始終をビデオにとって
毎日繰り返し見ただろう

あなたは言わなくても 分かってくれていたかもしれないけれど
最後だとわかっていたなら
一言だけでもいい・・・「あなたを愛してる」と
わたしは 伝えただろう

たしかにいつも明日はやってくる
でももしそれがわたしの勘違いで
今日で全てが終わるのだとしたら、
わたしは 今日
どんなにあなたを愛しているか 伝えたい

そして私達は 忘れないようにしたい
若い人にも 年老いた人にも 明日は誰にも
約束されていないのだということを
by nanaken4 | 2011-10-24 07:08 | ロンドン生活